片想い・両思いに関係なく、誰かに恋している時は、ただ「好きという感情」に支配されている状態です。
相手の条件や二人の状況なんて二の次で、寝ても覚めても彼の事が頭から離れない。誰でも一度くらいは経験していると思います。
この記事の目次
一年中、発情期なのは人間だけなのです。
ほたる
野生動物には発情期があります。それは冬から春にかけて、子孫を残す為に起こります。でも、発情期が終わると嘘のように、関心が無くなります。
それに対して人間は、一年中恋をする事が出来ます。ある意味幸せで、ある意味不幸なのかもしれません。
発情期があれば、みんな一斉に恋をします。後はライバルに勝てば良いのです。
でも発情期の無い人間は、相手に恋をさせる事が難しいのです。
20代までは理性が働きづらい
それでも10代・20代前半までは、理性より本能が勝り、後先考えずに、心の声(本能)に従って恋をします。
その恋が成就して幸せになるか別れるかは、単なる結果論です。
心の声に従えるかが問題なのです。
この心の声は、条件や世間体などを気にする理性を制する麻酔のようなものかもしれません。
年齢が上がるほど、条件や世間体を気にする心(理性)が強くなります。
自分の心より、人の目の方が気になっていくのです。
婚活に恋愛感情は必要なくなっていきます。
消去法は婚活成功率を下げる原因となる
年齢は◯歳まで、年収は◯万円以上、身長は◯cm以上、顔面偏差値は◯以上…結婚の条件を決めて、合わないと消去していくと、該当者はどんどん少なくなっていきます。
婚活における恋愛感情は、直感のようなもの
婚活に恋愛感情は不要だと言う方もいるでしょう。
それはその人の考え方なので、それはそれで良いと思います。
でも同じ条件で、見た目も大差ない男性が3人いたとします。その時に決め手となるのは何でしょうか?
「何となく良い感じがした」というような漠然とした感情かもしれません。恋愛感情と呼ぶには微かな感情だったとしても、理性の厚い壁を破って現れた恋愛感情・直感なのかもしれません。
愛し抜けるポイントが一つありゃいいのに、それだけでいいのに
B’zの歌詞に「愛し抜けるポイントが一つありゃいいのに、それだけでいいのに」ってありますが、これって結婚生活に最も必要な真理だと思います。
結婚は一緒の船に乗るようなもの。何度も荒波が襲ってくるものです。そんな時に必要なのは、力を合わせて立ち向かう事です。
そんな時に必要なのは何だと思いますか?
その答えが分かった時に、婚活の女神はあなたに微笑むかもしれませんね。
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婚活と就活は少し似ているかもしれない
婚活と就活には、共通点がある気がします。
就活も、大企業で、収入が高くて、福利厚生がしっかりしていて…と、条件で選ぶ傾向がありますよね?
確かに、条件が良ければ安定感があるし、世間体も良いと思います。
でもその分、仕事がハードで、プライベートな時間は無いかもしれません。ノルマがキツかったり、大変な事も多いかもしれません。
必ずしも、好条件=幸せとは限りません。
恋愛結婚じゃないから、条件だけは良くしたいという打算
婚活に恋愛感情を求めても、所詮は互いに条件のすり合わせ。恋愛結婚とは違うのよ!結婚は契約みたいなもの。婚活に恋愛感情を持ち込むと、条件の良い男性はGETできない!と言う女性は多いです。
否定はしません。人それぞれの考えがありますから。
でも、結婚はゴールではありません。その後の人生の方が長いんです。
人間性を無視して選ぶと、その相手の親兄弟も、同じ遺伝子だという事をお忘れ無く!
婚活に恋愛感情はあって当たり前のもの
婚活はオークションではありません。入札して落札じゃないんです。結婚に意識が向かうあまり、大切な事を忘れていませんか?
婚活パーティーで出会っても、婚活サイトで出会っても、それは単なる出会った場所でしかありません。
職場で出会っても、友達の紹介で出会っても、シチュエーションの一つなだけで、恥ずかしい事ではありません。
出会いのカタチは人それぞれ、そこから恋愛が始まるだけです。だから婚活に恋愛感情は当たり前なんです。
結婚という同じ方向を向いている、ごく普通の恋愛なんだと思います。
だから婚活で恋愛感情とまでいかなくても、何となくいいな出会ったとか、感じが良さそうとか、そんな恋愛ベクトルを感じた時には、あれこれ考えずにデートしてみたら良いと思います。
やっぱり違ったと思えば、ごめんなさいすればいいんです。
違うと思いながら付き合うのは、相手に失礼な事です。
婚活している人の時間をムダにする事が、一番迷惑な事だからです。
婚活と恋愛感情って、一見無縁に思えるかもしれないけど、誰だって好きな人と結婚したいと、心の底では思っています。
婚活も恋愛感情も、幸せになる為に必要で不可欠で、そして素敵な感情なんです。
もちもん条件だけで選んで、全く恋愛感情もわかなかった結婚でも、結婚してから恋愛感情が芽生える事もあると思います。
◎結婚は愛が無くても出来るけど、愛が無いと続けるのは難しいものなのです。
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婚活に恋愛感情を優先させて成功した優香さん
私の職場の優香さんは、婚活の勝ち組女子です。
実は優香さんが婚活していた事は、最近になって知りました。
私が婚活パーティーへ行った話をしたら、「実はね…」と打ち明けてくれたのです。正直、マジか?!と思いました。
だってラブラブな話を聞かされていたので、婚活パーティーで出会った関係には思えなかったからです。
婚活の決めては恋愛感情だった
優香さんは30歳のバースデーのギリギリ手前で結婚しました。なんとしても20代でウェディングドレスを着たかったそうです。
優香さんは一年前に彼氏と別れたんですが、その彼とは当然結婚を考えていたそうです。
でも仕事を頑張りたいから、あと5年は結婚は考えられないと言われて別れました。
それで思いきって、婚活パーティーへ参加しました。

優香さんは思いました。仕事人間より、自分や家庭を大切にさてくれる男性と結婚したいと。元カレが仕事人間だったトラウマかもしれません。
だから収入とかよりも、価値観が近い人を選ぼうと思ったそうです。
ちゃんと好きになれる人を探そうと思ったそうです。
候補は3人、一番自然体でいられる人を選んだ
婚活パーティーでは、自分を選んでくれそうな男性が3人いたそうです。(羨ましい!!!)
一人は広告代理店勤務の人で、イケメンで女子人気NO.1だったけど、けっこう自慢話が多くて、ナルシスト入っているなと見抜いたそうです。
二人目は税理士で、高収入で条件は良かったけど、男性的な魅力は全く感じなかったようです。
三人目はペットショップ勤務で、条件は一番パッとしなかったけど、妙に気が合ってもっと話したいと思ったそうです。
席替えしても彼を目で追って、なんだかドキドキしたそうです。
優香さんは、恋に落ちていました。婚活パーティーで恋愛感情が、結婚へのスイッチを押していました。
優香さんは見事カップル成功し、それからデートを重ねて、結婚する事が出来ました。
優香さんの恋愛感情(直感)は正しかったのです。
もしかしたら、幸せの種は身の回りに沢山落ちているのかもしれません。それに気付いて、育てたら花が咲くけど、大抵の人は「出会いがない」「理想と違う」と、拾おうともしないだけなのかもしれないですね。
優香さんは言いました。
「婚活っていっても、普通の恋愛と変わらないよ!政略結婚なわけじゃなし(笑)」
「パーティーだろうと見合いだろうと、婚活でも恋愛感情は感じるわけだしね」
「幸運の女神は前髪しかないから、サッと掴まないと逃げちゃうんだよ~」
◎いざ、婚活で恋せよ、乙女!